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信仰とは・・・日々刻々、信頼しきること。
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箴言19:21 「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る。」
米国テキサス州のダラス空港で、ノースカロライナ州シャーロットに夕方着の予定で搭乗案内を待っていました。ところが、「機材が故障しているので修理します。お待ちください。」とアナウンスがありました。
そこで2時間ほど待たされると今度は、「もう一箇所直さなければならないところが見つかりましたので、修理します」と説明がありました。「仕方がない」。更に1時間待っていると、「修理が終わりませんので、別の飛行機でシャーロットに飛ぶことにします。」とのアナウンス。はじめから別の飛行機にしてくれれば良かったのにとブツブツとつぶやきながら指示に従うと、結局、4時間余遅れでようやく飛び立ちました。
ところがシャーロットに近づくと、機長が機内放送で、「シャーロットは霧で覆われている上、飛行場の着陸誘導装置が故障しています。バージ二ア州のノーフォーク飛行場に降りることにします。」と言ったのです。機内はざわめきました。ノーフォークはシャーロットから400Km以上も離れているのです。結局、機長の判断どおりその町に夜中近くに着陸し、シャーロットには早朝向かうことになったのでした。
機体や誘導設備の整備を普段からちゃんとしていなかった、これは問題です。でも、それはそれとして、私は機長のプロとしての判断に感謝しています。なぜなら、彼が機体の故障を承知で安易に離陸させたり、霧の中で強行着陸を試みたら、果たして全員無事に地上に降り立てただろうかと思うからです。
私たちの日々の歩みの中には、思いも掛けないことが次々に起こるものです。予想もつかない事態にパニックになりそうになるかもしれません。でも、もしかしたら、全ての状況をご存知の神様は、私たちが立てた計画ではなく、別の方法でことをなそうとされているのかもしれません。
綿密な計画をたてて物事を始めることは大切ですが、神様は、私たちのために、別の計画も用意されているかもしれない、ということも心に留めておきましょう。たとえ予定外のひどい状況になったとしても、愛であり全てを働かせて益としてくださるこのお方に信頼しきるクリスチャンは幸いです。私たちの信仰とは、日々刻々、神様に信頼しきることなのだ、と考えたことがおありですか。
神様の御計画とクリスチャンについて、BBN聖書学院「クリスチャンライフと聖書」の講座にある「全てを益に」のコースで、とてもよい学びができます。
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担当
Hitoshi Shinoda
記載日
8/1/2011 12:29 PM
読者数
4270
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