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きょうが、あなたの人生で一番若い日
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「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない。」と言う年月(としつき)が近づく前に。(伝道者の書12:1)」
半世紀以上前に、アメリカで、育児や子供のしつけはこのようにあるべきという本が出版されて、大勢の若いお父さんやお母さんがその方法に従って子供を育たものでした。日本では50年近く前からその訳本は有名になり良く売れていました。
その著者のスポック博士は高齢で亡くなる直前まで、幾度か改訂本を著してきました。その結果、初版本と、絶筆となった第7版では、かなりの箇所で主張が変化しています。特に、幼児に与える食べ物に関しては、まるで正反対な記述となったのです。
たしかに、きのうまでは正しいと思っていたことが、実はそうではなかった、ということがあっても不思議ではありません。私たちには、全てのことを一時(いっとき)に知ることは、不可能だからです。だからこそ、私たちは、謙遜にさせられますし、だからこそ、真実で決して変わることのない人生の導き手を求め頼るのは、後悔しない生涯を送るためにも、とても大切なことなのですね。
そこで、さきほどのみことばです。「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」このみことばは、若い人々に対する神様のみ言葉です。が、ここで、あなたに、ちょっと視点を変えていただきたいのです。あなたご自身の若い日、とはいつでしたか?いや、いつでしょうか?実は、今日という日こそ、あなたにとって、これからのあなたの生涯で最も若い日だということにお気づきですか。
「『何の喜びもない。』と言う年月(としつき)が近づく前に。」ということば、このことばが他人ごととは思えなくなるのは、少年期、青年期よりもむしろ、壮年期や、老いを間近に意識し始めた人々ではないでしょうか。そこで神様はその世代の人々にも、「あなたはまだ、若い。今からでも遅くはない。あなたの創造者であるわたしを覚えなさい。わたしに本気で従いなさい」と、言われているように思えるのです。
多感な青年時代にイエス・キリストの信仰が与えられたひとでも、社会に出て仕事に追われ、家庭をもって家族のことで頭がいっぱいの毎日になると、いつの間にか、救い主であり、つくり主であるお方を心にとめなくなり、み言葉に従おうとする思いが希薄になっていないでしょうか?
あなたは今、青年時代の、主への熱い思いを懐かしがるだけのクリスチャンになっていませんか?万物のつくり主であり、救い主のイエス様は、そのようなあなたに、「今が、あなたの一番若い日です。わたしにもう一度心から立ち返えりなさい。わたしをいつもおぼえ、わたしのことばをいつも心にとどめなさい。そうすればわたしは、あなたの一生を良いもので満たしてあげよう。」、とおっしゃるのです。あなたの人生が訂正だらけの人生にならないために、どうか、今日、あなたのつくり主を覚えてください。
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非常に癖のある聖書人物の一人が、後にイスラエルと呼ばれるようになったヤコブです。彼が人生に失敗しなかった秘訣を「40100 旧約聖書の人物 ヤコブ」の学びを通して知ることができます。
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担当
Hitoshi Shinoda
記載日
7/6/2016 12:55 PM
読者数
4429
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