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証し
「あなたがイエスさまを十字架につけて殺したんだ。」と聞いたとき
私が初めて、教会に行ったのは、小学校3年生のときに、近所の友人に特別集会の映画会へ誘われたのが、きっかけでした。その映画の内容は、恥ずかしながら、忘れてしまいましたが、教会の温かい雰囲気を、幼心に感じたのを覚えています。そのような神様の導きで教会学校に行くことになりました。毎週語られる聖書のはなしなどから神様の存在を知りました。以前から、漠然と神様は必ずいるだろうとは思っていましたが、神様が私を造り、愛してくださって、そして、神様の御子イエスキリストが私の罪の身代わりとなって、十字架にかかってくださって、こんな私を赦してくださるというすばらしい大きな愛を心から信じました。
それから数年後、高校2年生のキャンプで、神様は私に語ってくださいました。今まで、イエスキリストの十字架については聞いて信じているつもりでした。しかし、そのキャンプのメッセージの中で、「あなたがイエスさまを十字架につけて殺したんだ。」と聞いたとき、自分の罪がどれほどおおきいのか、そしてイエス様が身代わりとなってくださった十字架の重さを知り、初めて苦しみ、痛みを感じ、本当の意味で、十字架を心にうけとめ、悔い改めと感謝をささげ、神様の愛の深さを体験し、これから神様を信じ、神様とともに歩んでいきたい。と決心しました。「なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」ローマ人への手紙10:9,10
そんな中でクリスチャン生活がスタートしました。といっても、いろいろ試練があり、神様はそのたびそのたび、さまざまなことを教えてくださいました。その中でも多くのことを教えられた海外に導かれた時の経験をお分かちします。イエスキリストを信じる機会となった中学生・高校生キャンプなどで、海外に目を向けるときも与えられました。慕っていたスタッフから現地の様子をきいたりすることもあり、「もし、必要ならば、短期間海外へいかせてください。」という思いを抱きながら、祈っていましたが、具体的に示されないまま、数年がたちました。ある年の海外宣教の集いで、ある宣教師をとおして、「日本人の持っている技術を必要としている人が世界には、大勢いる。」「神様は一人一人にしかできない賜物を与えてくださっている。あなたにしかできない賜物が必ず与えられている。」そして『あなたがたは代価を払って買い取られたのです。ですから、自分の体をもって、神の栄光を現しなさい.』(第一コリント6:20)と。次々と語られるメッセージは、私にとって、驚きでした。これからどのように神様に仕えていったら良いのかを祈り求めていた答えに加えて、海外へのビジョンをもう一度与えてくださったからです。それから、ぜひ導かれるなら、短期間、海外で奉仕させていただきたいと祈ました。
ある日のデボーションで「あなたの手に善を行う力があるとき、求めるものにそれを拒むな。あなたに財産があるとき、あなたの隣人にむかって、『去ってまた来なさい。明日あげよう。』というな。」(箴言3:27)とうみことばを読んだとき、私もどこかで、いつかするから・・・。また今度あげるから・・・。などと言って、機会をのばしていないだろうか?と問われ、神様が導いているところを教えてください。という祈りをささげました。
その後、友人のお兄さんがブラジルで日本語を必要とされている教会で奉仕することになり、ニュースレターを通して、現地の様子を具体的に知るなかで、宣教師が建てられた学校や幼稚園で短期奉仕者を募集していると知らされました。このようにして神様は私をブラジルに導いてくださいました。
大阪 Y.M.
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